京都でグジと呼ばれるアマダイ
地魚が集まる舞阪漁港の夏を代表する漁が、アマダイ漁(6月1日〜10月31日)です。
舞阪漁港に揚がる魚は主に京・関西で珍重される魚が多く、アマダイも京都の夏には欠かせない魚、グジ(若狭グジなど)と呼ばれて愛されています。
アマダイは薄桃色の美しい色を持ち、クリっとした大きな目とその色から尼さんに似ているからアマダイという説、刺し身にすると甘みがあるからという説があります。
薄桃に腹に金色模様、目の周りの白銀色などいかにも京風な美しさが特徴です。
ひと手間加えて味わう甘鯛
京料理で珍重されるアマダイは、はんなりした味を楽しむ料理であるように、ひと塩しておく、昆布締めするなどひと仕事をして楽しむのがアマダイ料理。
身に加え皮目もおいしいことから料理の工夫でさらに美味しさを楽しめます。
アマダイにはアカアマダイのほか、シロアマダイ・キアマダイがあり、最も多く獲れるのがこのアカアマダイです。
希少な魚をお楽しみください
舞阪漁港のアマダイはやはり多くが需要が高い京・関西や関東へと送られていきますが遠州灘の地魚としてお楽しみいただきたいと思います。
京で楽しまれるアマダイを浜松で、地元の市場には出にくい希少な魚を大切に料理させていただきます。