深海に棲むチョウカ
遠州灘の地魚揚がる舞阪漁港の底曳き漁(9月から翌年5月)は、舞阪名物メヒカリやタカアシガニ、アカムツやキンメダイなどが水揚げされます。
その水揚げの中に混ざるのが市場名チョウカ(ユメカサゴ)です。
ちょうど皿サイズのユメカサゴは、キンメダイ同様に遠州灘沖の200mもの深海に棲む魚。
美しい赤朱色を持ち、金目鯛のように深海のうまい脂を持っています。
唐揚げはもちろん、うまい脂がとろける煮魚を楽しめます。
チョウカもノドグロ?
舞阪に揚がるアカムツは別名ノドグロと呼ばれていますが、ノドグロとは口の中を覗くと真っ黒であることから呼ばれています。
実はチョウカもその意味ではノドグロでもあるんです。
遠州灘もののチョウカ、お楽しみください。