サイマキ（細巻）と呼ばれる浜名湖の天然クルマエビ
浜名湖の初夏、地エビであるサイマキの水揚げが始まり、何度も脱皮しながら育ちながら真夏まで水揚げが続きます。
サイマキ（細巻）とは天然クルマエビのこと。
浜名湖は古くからクルマエビの産地で、クルマエビを獲るさまざまな伝統漁が続き、今も行われています。
浜名湖・遠州灘で育つ車海老
海につながる浜名湖ではワタリガニと同様にサイマキも潮の干満を利用して遠州灘と浜名湖を行き来して育ちます。
クルマエビは浜名湖に棲むうちは10センチほどまでのエビですが、遠州灘にでれば時に30センチほどの大クルマエビに成長します。
大クルマエビに対し小さいことから、サイマキ（細巻）と呼ばれているのです。
海老の中でも最高級の品種
クルマエビはさまざまなエビの中でも最高級の品種として愛され、その身の甘さ、姿の美しさを誇ります。
エビを丸めれば殻の美しい模様がまるで車（輪）のように見えるからクルマエビという名がつけられています。
天ぷらにして最高級なクルマエビは、茹でてその美しさを発揮し、さまざまな料理の提案ができます。
クルマエビの尾羽の美しさ
クルマエビの尾の美しさをご存知でしょうか。
大きなものは生食でお楽しみいただけますので、黄・青の美しい尾羽をぜひご覧ください。
