タチウオの由来
タチウオ(太刀魚)の名にはさまざまな面白さがあります。
その長細い姿と金属質の体は、まるで刀のようだから太刀魚と呼ばれること。
そしてもう一つ、遠州灘の沖で泳ぐ姿にあります。
タチウオはじつは海の中では海面を向いて立ち(タチ)泳ぎをしているとか。
生態の面白い魚でもあります。
6月に解禁されるタチ・アジ漁
遠州灘の地魚が揚がる舞阪漁港で6月に解禁されるタチ・アジ漁は、その名の通りタチウオと活マアジを中心に水揚げする漁。
真夏に向かってタチウオの水揚げが増えてきます。
ちょっと変わった大きさの表し方
タチウオの面白さはその大きさの表し方にあります。
長さや重さで表すことはもちろん、もう一つは手指を閉じてタチウオの腹に当て、指何本という表し方があります。
このタチは5本などと呼んで表します。
早朝出漁の午後水揚げの舞阪漁港のタチウオは刺し身品質。
指何本の太さを持つタチウオをお楽しみください。