舞阪漁港に揚がる世界最大のカニ
舞阪漁港の沖には相模湾や駿河湾同様の深みがあり、伊豆戸田の名物として知られる世界最大に育つタカアシガニが底曳き漁(9月から翌年5月15日）で揚げされています。
タカアシガニは世界最大のカニ、育てば3メートルほどにもなる巨大ガニです。
ヘイケカニと呼ばれるタカアシガニ
舞阪漁港ではこのカニを古くからヘイケカニと呼んでいます。
舞阪にはヘイケカニの漁港伝説があり、多くのヘイケカニが水揚げされると雨が降ると言われ、実際にも雨の前の日に獲れることがあります。
大きな甲羅を乾かして才色して飾れば魔除けになると飾る風習もあります。
ズワイガニやタラバガニと同様には身が詰まってはいませんがこの大きさから採れる身は多く、甲羅の中の多くのミソも楽しめます。
タカアシガニは巨大なものですが、まだ小さい使いやすい大きさのものを選びます。
長い脚だけでも鍋に入らぬほどの大きさを持つからです。
遠州灘の地ガニのひとつ世界最大のタカアシガニをお楽しみください。
